涙。

2005年2月15日 想いの手。
泣いていました。




あまりにも優しすぎた
あなたの




「大丈夫?」




というその一言に
思いが堰を切ったように零れて
涙が止まらなかったのです。

無理をしてでも笑わなきゃいけないと
張り詰めていた糸を
あなたは簡単に引き千切って


「大丈夫。大丈夫。ちゃんと知ってるよ」


ふわふわと頭を撫でて、優しく背中を叩いてくれました。



あたしなんて要らないんだ



呟いたときに
自嘲したときに
俯いたときに



「僕には必要です」



そう言ってくれたのはなぜですか。
なぜですか。

勘違いしてしまう優しさに
溺れてしまう私は滑稽で

それでも

生きなくちゃと思わせてくれたのはその一言で。





バレンタインや誕生日、クリスマスといった類の行事に
良い思い出なんて数えるほどしかないけれど



あぁ



ひかり が 見えた気がしました

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